鹿児島県出水市のガーデン・エクステリア専門店「SANPOH」が庭づくりの基礎知識を紹介しています。

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くらし・手づくり・ガーデニング

『お庭に家族の笑顔を増やしたい』
鹿児島出水の小さなお庭屋さん、SANPOH社の「手づくり」研究室

研究ファイルNo.10 小さな穴から光が漏れる手づくりランプシェード

今週は体調不良のため研究はお休みしました・・・。
代わりに一年ほど前に作ったランプシェードをご紹介します。

材料
ガルバリウム鋼板、真鍮線
用意したもの
鉛筆、マジック、絵の具(白色)、筆、厚紙(型紙をとるもの)
マスキングテープ、釘、金づち、万能ハサミ(金属が切れるもの)、ペンチ、軍手
作業台となるような木の板

①型紙を作ります。
 作りたいランプの形をイメージして展開図を描きました。
 (雑誌などを参考にするとイメージが見つかりやすくなります)
そして、絵柄も考えて描きこみます。
②型紙をもとに、鋼板を金切ばさみでカットします。

③カットしたものの上にもう一度型紙を当てて
 マスキングテープで紙がずれないように軽く固定します。

④型紙に描いた図案に合わせて一か所ずつ穴を開けていきます。
 釘を金づちで叩いてで穴を開けていきます。 (穴と穴の間隔や、穴の微妙な大きさの違いが面白いですよ)
*白色の絵の具で直接鋼板に図案を描いて穴を開けてもいいです。

筒状にするために、両端を真鍮の線でつなぎ止めます。

⑤両端の穴の位置をそろえるために、
 一方の端にマスキングテープを貼り、上下のしるし、穴を開ける位置を
 マジックで書いておきます。

⑥しるしの位置に合わせて真鍮線を通すための
 穴を開けます。

⑦マスキングテープをもう一方の端に貼り変えて
 同じように穴を開けます。

⑧穴が開いた鋼板を手で曲げてかたちを作ります。

⑨端と端を合わせたら真鍮線で止めて固定していきます。

これでシェードは出来上がり。
あとは、電球、ソケットや引っ掛けシーリング、などの
部材を用意して配線の作業をすると手づくりのランプができました!

わたしは丸い形で4つ。

DSC_1382.jpg

これはお気に入りのタコ。「サッカー占い師のパウル君」が
モチーフなんです。
でも、誰もわかってくれない・・・。

そしてこれは大好きなカツラの木の葉っぱをモチーフにしました。

DSC_1379.jpg

そしてやっぱりシンプルがいいですね。

DSC_1380.jpg

この波模様。フリーハンドの図柄です。

それからこれは筒状で
裾をお花のかたちにカットしました。

DSC_1385.jpg

作り方を言葉で書くとなんだかとっても難しいですが
実際に作ると楽しいですよ。

SANPOHさんちの照明は全部手づくりです。
本当はコードなどまだ納得いっていないのですが
(もっとこだわりたい!)
明日、出産の為実家に帰ります!というその最後の日に
16か所の照明セッティングしました。
内装家・サイトウさんに作り方を教えていただいて
おかげで手に職です(笑)。
サイトウさんの素焼きシェードもいっぱい活躍しています。

自分の手で作ったものが実際のくらしに役立つというのは
本来は当然のことであるはずですが、
こうしてやってみるととっても新鮮でした。

普段、自分が簡単にものを手に入れ、手軽に扱っていることが
わかります。

ずっと使える良いものを、手入れしながら大事に扱っていけたらな・・・
そう思います。

もちろん、お庭も。
ゆっくりゆっくりかたちを変えながら、
家族と一緒に生きるお庭をSANPOHはつくります。

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