BEFORE
AFTER
- タイトル
- スウィートテンガーデン
- 住所
- 鹿児島県出水市
- お名前
- Iさま
- 施工完了日
- 2020年12月
- 施工内容
- ガーデン、防草、植栽、花壇、タイルテラス、テラス屋根、樹脂デッキ、フェンス、人工芝、ライティング、造作シンク、既存カーポートセパレート、既存テラス移設
- ストーリー
Iさまご夫妻はお若くして家族を持ち、マイホームを持ち、同世代の誰もが憧れてしまうような明るいファミリーを築いてこられました。
広いお庭には休暇のたびに家族や友人が集まり、こだわりの食材でBBQをするのがお決まりです。そんなIさまですがマイホームの築後10年、お家の外壁再塗装のタイミングに合わせて私たちにお庭に関する悩みを相談してくださいました。
特に、広い敷地の雑草対策についてはお子さまも小さいことや周囲の農地への影響も考慮して除草剤を使わずに管理してこられたとのこと。
もう十分がんばったから、趣味のDIYや家族との時間にもっと時間を使いたいな、という本音を聞かせてくださいました。まずは、フロント部分。
狭さで悩んでいた既存カーポートは強度などをメーカーと協議検討した上でセパレート。
独立した2つのカーポートとして再設置しました。
ゲストパーキング用のスペースもコンクリート土間で整備しました。植栽部分は雑草の入り込みがひどかったのでまずは深く掘り返して入念に土壌改良し新たに植栽をし直しました。それからバックガーデン。
広いリビングをつくるイメージでご家族のご希望をなるべく全部取り込めるように計画しました。
建物に近い部分は奥さまの便利を最優先に「室内のような感覚で空や風が使える場所」を目指しました。
樹脂デッキを設置して今まで出番の少なかった吐出し窓を活用できるようにしました。
既存のテラス屋根は勝手口の上に移設して再利用。
その代わりに一回り大きな新しいテラス屋根をリビングからデッキまでゆったりひとつながりに伸ばしました。
そして、もともとあったタイルテラスは使い勝手が良いためそのまま利用し、さらに段違いのタイルテラスをお庭の中央まで広げました。フェンスで半分囲んだその場所はご主人さまの遊び場です。
シンクとカウンター(ご主人さまも施工に参加^^)、そしてベンチを造作しました。
おままごと世代のお子さまのために、将来は花壇に使い変えられるお砂場も用意しました。また、今回人工芝に挑戦したいとの固い意志があられましたので一部は人工芝、その他の部分は防草シートに砂利敷き込みという方法で防草対策を施しました。
製品や固い構造物ばかりだと高級感は出るもののやはりお庭ならではの揺らぎや季節の移ろいが感じられなくなります。
植栽は、しなやかでさわやかで堅強、さらに成長が遅いアオダモを骨格にスモークツリーやアナベル、ブルーベリーにビルベリーなど…。
ローメンテナンスを考慮しつつもお子さまや奥さまをついついお庭に誘い出してしまうようなものを選びたいと思いました。今回はとてもボリューミーなお庭のリフォームとなりました。
人一倍努力をしてたくさん笑った10年。
新しい10年もマイホームとお庭とともにご家族のみなさんが健康で素晴らしい毎日でありますように。