アニースローンスキルアップ講習に参加しました。
アニースローンで『暮しを彩る』
をアップデート！
アニースローンJAPANのストッキスト（正規販売代理店）講習に今年も参加しました。テーマは〈マントルピース〉。これまでに得たチョークペイント®の技術や知識を使ってマントルピース風の飾り棚をペイントで自由に表現していきます。
マントルピース
／フォトボードの作製
マントルピースとは欧米の住宅にある、暖炉の周りに施された装飾のことです。クリスマスの時期に大きな靴下がかけられている光景を見たこともあるのではないでしょうか？暖炉を囲む棚のようになっていて、植物やキャンドル、思い出の小ものなどなどを置いて、暖炉を使わない季節でもディスプレイを工夫して楽しむ習慣があるそうです。最近はガーデンパーティなどの屋外のイベントでのシーンづくりに配置する、という使い方も大注目なのだそうです！
マントルピースは暖炉が珍しい日本でも、インテリアのアクセントとして一定の人気があるアイテムです。
リビング、SHOP、それともお庭に？
シーンのイメージからスタート！
使う場面を考えながら、やっぱり一番時間がかかるのは色選び。この日私は紫色がなぜか無性に気になり、濃いパープル＃チリアンプラム と、ダークなレッド#バーガンディ という深みのある同系色2色を使うことにしました。いつになくシックな作品になる予感。
ダークチェリー色のバーガンディ。（普段はGREENを多用していますが、ここにやってくると、この色を選びがち、らしいです。）
色の重ね方の工夫もイメージします。下の色をすっぽり包み込むくらいたっぷり塗り重ねるか、あるいは下色を見せながらドライブラシで軽く塗り重ねるか、などなど…
「あちゃ、色選び失敗した？」なんて、思いながら…
でも完成の姿をいち早くこの目で確かめたくて、手は止まりません。
それぞれ自分が選んだ色の世界に集中しつつ、周りの人の作業もちらりと覗きながら、今回もとっても深い時間に。
ほかのストッキストさん方も、チョークペイント®１カラーのエイジドルック（古めかしさの表現）や、ラスティック（素朴な使用感）、シャビ―な風合い（エレガントなヴィンテージ風）など、それぞれのスタイルをイメージしながらテクニックに工夫を凝らしていました。
見せ場の天板。
全員が〈フロッタージュ〉という技法で表現していました。偶然に生まれる模様を利用する、写し取りのアート技法です。手と色が違うとこんなに幅が広がります。
ペイント面を保護し退色や汚れの染み込みを防ぐためにチョークペイント®ワックスでコートします。私はチョークペイント®カラーの深みを引き出すためにダークワックスも使って表情を加えました。
二日目には、マントルピースの背景に置くボードも作成しました。
フォトボードとして、小物などの撮影用背景としても使えるボードです。
レンガ調、木目調のペイントが人気でした！私は〈スグラッフィート〉というひっかき絵の技法でボードを作成しました！
お手本作品はアニーさんのペイント本や↑リンクをご覧ください。
完成したら撮影タイム。同じ家具でも色によって雰囲気ががらりと変わります。
ストッキスト（正規販売代理店）の
スキルアップ講習とは？
ほぼ毎年開催されるアニースローン JAPANの販売店のための講習。初級・中級・カラー講座・スキルアップなど色々な内容で開催されています。英国をはじめとする世界のペイント文化の歴史や最新事情などなどを織り交ぜながら、ANNIE SLOAN社のペイントに関する知識やテクニックのアップデート、情報交換などを行います。
今年35周年を迎えた英国生まれのANNIE SLOAN PAINT。ペイントの楽しさや素晴らしさを伝えるワークショップ、そしてSNSとともに世界中に人気が広がったユニークなペイントです。
お庭づくりが本業の私たちがアニースローンを使ってアップサイクリングやDIYの楽しさをお伝えしているのは「お庭」と同じように「お家」という場所が大好きだからです。ガーデンもインテリアも自分で手を加えながらお気に入りの空間にできたらみんながもっともっと幸せになれる、と信じています。環境への配慮をいつもこころがけ、ものを大事に使えたら、もっといい未来を次の世代につなげられるのではないか、と考えています。だから、日本でもANNIE SLOANのファンを増やし、住まいや職場に愛着を持つ人を増やしたいと思っています。同じような思いで活動する異業種のストッキストさんとの情報交換やアイデアの共有の機会をいつも楽しみにしています。
ふと足元を見るとかわいい秋色ケイトウのお花が。
「あ～そうか！」と納得！
私は今回、このお花の色に影響を受けていたようです。
深いパープルの中に深みのあるレッド。まさに、＃チリアンプラム×＃バーガンディ×色々なのでした。
やっぱり、ペイントとお庭、暮し、全部つながっています。
大事なことを再確認して、みなさまのおかげさまで今回もいい旅になりました。
下：あおきさん（千葉）・ふじのさん（富山）・びとーさん（愛知）・ふじたさん（石川）・やまぐち（鹿児島）
今回用意されたキットは収納棚にもなる、日本の家庭に取り入れやすいサイズでつくられています。（ちなみに、三重ー鹿児島の持ち運びが可能なように工夫を凝らした組み立て式になっているとか・・・＾＾いつも九州からの参加を気遣っていただきありがとうございます！）
というわけで、SANPOHでもこのマントルピース、作れます！ワークショップも計画したいと思いますので是非、アニースローン担当YUMIのインスタグラムもチェックしてください。
yumi yamaguchi(@the_little_ladybird._sanpoh) • Instagram写真と動画
リトルレディバード／SANPOHの公式ブログ
『HAPPY PAINTING！with ANNIE SLOAN
～お庭いじりのようなセラピー効果
アニースローンでお気軽ペンキ塗り～』は
毎月おおよそ１６日に更新。
ガーデニングの秋、
ペイントの秋です。
いえいえ、
乾きが早く片付けも簡単なアニースローンなら、
真冬もいつでも塗り時です！
この機会にやさしい色塗り挑戦してみませんか？
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しあわせなら庭つくろう。
株式会社山宝
www.garden4everyone.com
